住職の一言

 先日、二日続けて銀杏の枝が折れてしまった。


最初の日は折れた枝が山門に当ったのか、瓦が二枚割れていた。


ちょうど参道のスロープ部分に落ちていた。


次の日、今度はスロープの下、子安様の前当りに何と二本の枝が落ちていた。


台風の時、風に煽られて何度か折れたことは有ったが、両日とも大風が吹いていた訳でもなく、何とも不思議。


参道を塞ぐような形で落ちたのがこれまた不思議であった。


幸いにも夜中の出来事なので、もし、お参りの人がいる、日中に起きたら大惨事になっていたかもしれない。


本当に、けがをする人が出なくて良かった。


御神木でもある大銀杏が、人気(ひとけ)の無い夜中を見計らって、落としたのかと思うと不思議であり改めて護られていると感謝した次第です。


変わる事の無い方程式

昔はお寺がお役所仕事を担っていたことは知っていますか?

 

つまり、簡単に言えば人々の住所管理を任されていたのです。

 

この呼び名を寺請制度(てらうけせいど)と言います。

 

この制度の目的は仏教の信徒であることの証明をお寺が発行することなのです。

 

この寺請制度によって人々は、どこかのお寺に自分の居場所を決めなければならなかったのです。

 

そしてお寺は宗門人別帳(しゅうもんにんべつちょう)を作成しました。

 

今で言う住民票みたいなものです。

 

さらには旅行や住居の移動の際にはお寺の許可証(寺請証文)が必要でした。

 

もう完全にお役所仕事ですね。

 

そして各家には仏壇が置かれました。

 

その後、法要の際には僧侶を招くという慣習が定まり、お寺に一定の人と収入が保証される形となったのです。

 

これが檀家制度の始まりです。



さて、現代では人が亡くなるとお役所に色々な書類を提出しますよね。

 

その中には死亡診断書もあります。

 

この診断書を書くのはいつの時代もお医者さんです。

 

が、もし僧侶がその診断結果を書くとしたら…。

 

たった一言です。

 

それは、

『生まれてきたから』

それ以上でもそれ以下でもありません。

 

生老病死という言葉の通りですね。

 

人は生まれると同時に老いていくものです。

 

病気にかかり、やがては必ず死に行きつきます。

 

これは不変の方程式です。誰もがこの流れの中を生きます。

 

楽しい事、辛い事、嬉しい事、悲しい事があります。

 

そんな毎日だからこそ、今をより良く生きる事を選ぶべきですよね。

 

そして自分の歩んだ道のりをしっかりと残すべきだと思います。

 


今月の聖語

日蓮宗 ポータルサイト 「今月の聖語」より
日蓮宗 ポータルサイト 「今月の聖語」より

=慈悲と合掌=

 慈悲とは、人として持たなければならない大切な心です。


 その意味は、慈しみと哀れみです。それは、他者の苦しみを除き、楽しみを与えることであり、他者の幸せを祈る心のことです。この心が薄くなれば、自己中心的になり、よこしまな考えに陥ります。このような人が増えれば、道理がとおらなくなり、社会は不安になります。社会が不安になれば、個人の幸せもありません。


 慈悲の心を自分に確認し、他者の幸せを祈る姿が合掌です。

 

『顕謗法鈔』

この書は、日蓮聖人が法難を受け、正しい教えを謗る罪について示された論文です。

全体は、四段で構成されています。一段では犯した罪によって堕ちる八大地獄を、二段では最重苦の無間地獄の因である謗法を、三段では謗法の行為を、四段では仏法のひろめ方を、それぞれ述べられました。特に、仏法のひろめ方については、五つの要素を示され、それは聖人の生涯を通じて深められていくことになりました。

弘長二年(一二六二)

聖寿四十一歳

日蓮宗 ポータルサイト >>>>http://www.nichiren.or.jp


教えて!お上人さん

〜仏事の質問箱〜

Q_ 諷誦文(ふうじゅもん)って何ですか??

A_亡くなられた方へのご冥福を祈るためのお手紙です。


このお手紙には三宝(さんぼう:仏様・お経・僧侶)への供養の内容が書かれています。


慶国寺では8月20日のお施餓鬼法要の後に、住職が諷誦文を読み上げるために高座に登ります。


まず、追善供養の方のお名前(戒名)。

次いでお施主さんのお名前。

そしてお経の一節や日蓮聖人のお言葉の一節を読み上げます。


現在の慶国寺では『新盆諷誦』が中心となっています。


なので新盆の方だけが対象だと思われています。


しかし諷誦文は決して新盆の方だけの供養ではありません。


本来は『先祖諷誦』をして『年回忌諷誦』を行い、最後に『新盆諷誦』という流れなのです。


時代と共に諷誦のあり方も変化していきますね。


ご先祖様がいたからこそ今の自分がいる。


世の道理を思い出すのも諷誦のあり方の一つです。

諷誦文を読む住職
諷誦文を読む住職

お家で旅気分

〜皆さんの旅行体験をお聞かせ下さい〜

秋田県大仙市 大曲の花火

↑大曲花火大会の様子
↑大曲花火大会の様子

 

 

『大曲の花火』の正式名称は『大曲全国花火競技大会』と言います。


秋田県大仙市大曲地区の雄物川河川敷運動公園にておこなわれています。


開催日は毎年8月の第4土曜日。日本三大花火大会の1つでもあります。


80万人の来場観客者が規模や権威ともに日本最大の花火大会であることを物語っています。


打ち上げ数は15,000~20,000発。


来場者数や打ち上げ数は隅田川の花火大会よりはほんの少し劣りますが…。


しかし隅田川の場所は東京だということを考えてみて下さい。


全く負けてませんね。


花火の質において、観客は当たり前の事、多くの花火師をも魅了する美しさがそこにはあります。


そして、この花火大会は競技です。


花火をつくった本人が自らの手で打ち上げる真の競技大会なのです。


各花火にはテーマをもうけて、創造性の高い花火を自由に組み合わせるそうです。


ストーリー性があったり、音楽イメージと合わせたり、他の花火と競い合うので、毎年斬新なテーマの優れた花火が、夜空いっぱいに描かれるそうです。


そして各花火には賞が授与されます。


全国花火競技大会と言っているだけのことはあります。


最も優秀な花火師には内閣総理大臣賞が贈られます。


是非とも一度は観てみたい花火大会ですね。キレイだろうなぁ~♬


今月のまいう〜♪

〜美味しさは、明日への活力!!〜

ゼフィール/洋菓子店

おぉ!なんだこの1口チーズケーキは?美味いじゃないか!


初めて食べた時以来、常に手土産候補にラインナップされている、二十世紀ヶ丘にある洋菓子店ゼフィールの『なしもとチーズケーキ』。


ゼフィールのオーナーは帝国ホテルやホテルオークラなどを経て平成8年にこの洋菓子店を創業しました。


ケーキ以外も充実しています。


ブッセやマカロンなどのいろんな種類の焼き菓子があります。


さらに嬉しいのは、年間のイベント(バレンタインやハロウィン、クリスマスなど)には、そのイベントに合わせたラッピングギフトが気持ちを盛り立ててくれます。


私は『困ったときのゼフィール頼み!』と、よく言ったものです。


地元の人にとても愛されているケーキ屋といった感じの店内。


誕生日を迎えるお客様へのお祝いのメッセージが添えられているのがその証拠だと感じました。


値段がリーズナブルなので、1人1個とは言わずに2個目を後押しされそう誘惑にかられます。


是非、行ってみて下さい。

 

 

ゼフィール/洋菓子店

住所 千葉県松戸市二十世紀が丘梨元町5-5

電話 047-391-8688

営業時間 10:00~19:00

定休日 木曜日

北総線北国分駅より約1km


『激流』と『時間の余裕』について

6月2・3日の一泊二日で千葉県北部青年会の研修旅行に行ってきました。


今年の研修テーマは『自然の水と命を学ぶ』と題しました。


そこで研修先に選んだのが群馬県の水上狭です。


ちなみに昨年の研修旅行のテーマは『自然の大地と命を学ぶ』でした。


昨年の研修先には大谷石の採掘現場を選びました。


地下30mの採掘現場まで階段とも言えないようなハシゴを使い、自分の足でそこまで向かいました。


参加した会員は口を揃えて『命の大切さがわかった』と申していました。


日頃から命の尊さを教えている私たちにはとても貴重な経験が出来たと思います。


そのテーマが大成功を収めたと感じたので、今年は『自然の水と命を学ぶ』をテーマに水上狭の激流をゴムボートで下る『ラフティング体験』を企画したのです。


さて、この激流下りの感想ですが。なんともいえないスリルによりとても楽しい体験となりました。


では、今回は何を学んだのか?激流を下る際、それはそれは激しい揺れや水しぶきが覆いかぶさってきます。


オールで方向を変えようとも全く意味がありません。


が、しかし。インストラクターの方の船頭で少し脇にズレると…


すぐ横では激しい流れの川があるのにボートはピタッと止まっています。


この時、ふと日頃の生活のように思えました。


流れるように過ぎていく毎日ですが、少し横にずれてみると実はそうでもない。


時間の流れをしっかり見つめなおせば、時間にも余裕ができる。


なんとなく自然の摂理を感じ取ったように思えました。


この研修旅行では少し横にズレた休憩をいただきました。


そして青年会の先輩や後輩との懇親を深めた大切な時間でした。

 

ラフティングが終わった時に撮った青年会員との集合写真
ラフティングが終わった時に撮った青年会員との集合写真

今月の行事

7月12日(日)13:00~ 

題目講


7月13日~15日 

東京盆


7月24日(金)14:00~ 

写経会

結婚式の宴席にて
結婚式の宴席にて



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