住職の一言

 

 前号でお知らせした納骨堂の看板が出来上がりました。

 

熊本県荒尾市にあります、ウッドサインショップさんに依頼しました。

 

題字は揮毫し、それを彫刻して、サンドブラストと言う工法で浮き彫りにし、杉の木目が綺麗な看板が出来上がりました。

 

納骨堂正面に設置致します。お参りした際には是非ご覧下さい。大変良く出来たと思っています。

 

一月後半、体調に変化は無いのですが、お医者さんの勧めも有って検査入院をすることに成りました。

 

検査の結果、胃に悪性の潰瘍があり、切除した方が良いとのことで手術となりました。

 

十日程の入院で済みましたが、その間一部檀信徒の皆様には住職不在の法要を行いましたこと心苦しくおもいます。

 

元気に過ごしていますのでご安心を!


見てはいけない!と言われると見たくなる

日本の風習には”縁起をかつぐ”方法がたくさんあります。

 

”縁起をかつぐ”とは『◯◯をすると、◯◯になる』という事ですよね。

 

言い方を変えれば、『むかし、◯◯という事があったため、◯◯をしてはいけない』という事も縁起をかつぐ方法といえますね。

 

この”してはいけない事”を禁忌(きんき)と言います。

 

しかし、人はダメだと言われるとその言いつけを守ろうとしつつ、破ろうとするのです。

 

人間は約束を守り安定した自分を保ちたい要素を形成しようとする心理を持っている反面、その安定を逸脱したいと思う要素の心理を持ち合わせた同時矛盾の生き物なのです。

 

見てはいけない!と言われると、分かっていてもつい見たくなる生き物なのです。

 

入ってはいけない!と言われると、分かっていてもつい入りたくなる生き物なのです

 

触れてはいけない!と言われると、分かっていてもつい触れたくなる生き物なのです。

 

これを『心のしきたり』なんて言う方もいます。

 

鬼門、丑の刻参り、仏滅、忌み言葉、などなど…私たち日本人は何を恐れたのか。

 

知れば恐ろしい事なのにそれでも知りたいと思う人間の心理。とても不思議ですよね。

 


今月の聖語

日蓮宗 ポータルサイト 「今月の聖語」より
日蓮宗 ポータルサイト 「今月の聖語」より

=心の姿勢=

「たぼらかす」とは、他者を邪な道に誘うことです。そして、その邪気によって、狂わされることを示しています。この狂いは、自分の欲によって、さらに大きくなってしまいます。

 

 「たぼらかされない」ためには、正しい教えによって、心の姿勢を保つことが大事です。正しい姿勢は強さを呼びます。そして美しくもあります。

 

 この美しい心を育てる身体の姿勢こそが「合掌」です。

 

 「合掌」することによって、社会は安穏へと導かれるのです。

 

 

『光日房御書』

このご遺文は現在の千葉県、安房天津に住んでいた光日尼に宛てられた手紙です。安房は日蓮聖人の故郷です。聖人は佐渡流罪などを示されながら懐郷の念を語られています。

 以前の光日尼からの手紙を、故郷からなので急ぎ開いたところ、子息弥四郎が亡くなったことが告げられていました。聖人は弔意を示されながら、親子で互いに、正しい信仰に導き値うようにすれば、死後も必ず救われると説かれました。

 

 

健治二年(一二七六) 聖寿五十五歳

 

 

日蓮宗 ポータルサイト >>>>http://www.nichiren.or.jp


教えて!お上人さん

〜仏事の質問箱〜

Q_ なぜお葬式の後にお塩を振りかけるのですか?

 

 A_昔から塩にはものを清める力があると考えられてきました。

 

また、海で怪我をしても膿まないと言われているのは『海水(塩水)で清める』といった俗信からきているようです。

 

古来より日本人は人が死ぬという事を『穢れ』として受け止めてきました。

 

この考え方は仏教の思想ではなく、神道の考え方です。

 

つまり、穢れの式であるお通夜や葬儀に参列するということは、穢れを受けて帰る事になる。

 

その穢れを清めなければならないと考えたと言えます。

 

古くは海水や川の水に入り禊ぎをしたそうです。

 

この禊ぎの代わりに塩をふりかけたり、塩をつけた手を水で洗ってお清めをするのです。

 


お家で旅気分

〜皆さんの旅行体験をお聞かせ下さい〜

埼玉県秩父市 三十槌の氷柱(みそつちのつらら)

 

奥秩父の冬の名勝でもある三十槌の氷柱。

 

この氷柱は荒川沿いに切り立つ山の側面に岩肌から浸み出す岩清水が冬の寒さによって壮大な氷柱へと徐々に変化していきます。

 

氷柱が最も美しい時期には大滝氷まつりが行われます。

 

開催期間中の夜間はライトアップが行われます。目を見張る幻想的な美しさが現れます。

 

渓流まで降りることが不安な方のために氷柱見台の利用ができるとの事です。

 

ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場内には、天然の氷柱と人工の氷柱、それぞれの氷柱を見るための氷柱見台が設置されています。

 

天然の氷柱は、荒川の渓流沿いの岩肌からしみ出てくる岩清水が凍って生まれる天然の美しさをそのまま凍らせた雰囲気があります。

 

最盛期には幅30m、高さ10mに渡り、無数の氷柱が姿を現します。

 

崖から人工的に水を流して造り出した人工的な氷柱ですが、決して負け劣っていません。

 

人の手によって水が流されたとは言え、氷柱を創り出すのは自然の力ですからね。

 

幅55m、高さ25mの氷柱に圧巻されることは間違い無いと言えます。

 

春に近づき寒さがゆるむと姿を消すこの景色は、厳寒となる奥秩父ならではの自然が創り出す素晴らしい景勝です。

 


今月のまいう〜♪

〜美味しさは、明日への活力!!〜

和多屋/和食居(地魚・煮込み・串揚げ)

 

再来店のお客様が7割を超える和多屋。

 

その秘密は旬の地魚や野菜、新鮮なもつを毎日店主自身が仕入れているそうです。

 

おすすめ料理も毎日変えており、お酒は全国から厳選した物をその日のオススメ料理に合わせて日替わりで提供している徹底ぶりです。

 

また、3種類の地酒に1品付いた地酒三重の利き酒セットは、単に3種類の地酒を提供するのではなく、タイプの違う日本酒をそろえて出してくれるのです。

 

ここまでされたら再来店したくなるのも頷けます。

 

さて、美味しい料理が目白押しの和多屋さんですが、今日は私の一押しメニューをご紹介します。

 

それは『塩トマトもつ鍋』です。

 

ある日、成田方面に住んでいる方が無性にこの塩トマトもつ鍋が食べたくなったそうです。

 

高速道路を乗り継ぎ、わざわざ食べに来るほどです。

 

お客様が何度も足を運びたいと思うお店を目指している意気込みが伝わる1品です。

 

いつも満席なのが理解できます。

 

 

 和多屋/和食居(地魚・煮込み・串揚げ)

住所 千葉県市川市八幡2-12-8

電話 047-334-3741

営業時間 16:00~24:00 (L.O23:30)

定休日 不定休

 

総武線 本八幡駅 北口より 徒歩3分

 

 

 

 


石灯籠に寄せた心の灯

 『油断大敵』という言葉はご存知ですよね。

 

大した事はないと思い少しでも注意を怠れば、大きな失敗を招く事もある。

 

油断が何よりも恐れるべき敵だという意味です。

 

『油断大敵』の語源は諸説あります。

 

そのうちの一つに『不滅の法灯』の説話があります。

 

『不滅の法灯』は、天台宗を開いた伝教大師 最澄(さいちょう)の時代から1200年以上途絶えることなく灯し続いている『灯』を言います。

 

毎日毎日、菜種油を注ぎ足している僧侶達はその灯を絶やさぬようにと日々緊張感を持って後世に受け継がせているそうです。

 

しかし実際には織田信長の焼き討ちにより一度途絶えてしまいました。

 

なので現在の法灯は、それ以前に分灯していた灯を移して現在に至るそうです。

 

油を断たぬよう気をつけていても、いざ敵が襲ってきて注意を怠れば、元も子もないといった事が語源だという説になります。

 

さて、石灯籠を見ると常夜灯と彫ってある物を見かけた事はないでしょうか?

 

しかしこの石灯籠には灯が入りません。

 

これは当時、この石灯籠を寄付した方の心意気が隠されているのです。

 

むかしは灯をあげる事が大変だったのです。

 

現代では電気が復旧しているので夜通しつけていられますが、灯の資源が貴重だった頃は油を常時燃やし続ける事はできませんでした。

 

ですが、この石灯籠を寄付するという事は、灯をあげる志のあらわれだったとの事です。

 

たとえ実際に灯がつけられなくても心の灯を、まごころをあげようとした人々の心意気ということです。

 

石は長もちしますので、いつまでも長く持ちますようにという願いが込められていたのでしょう。

 

石でできた仏像やお地蔵様、石塔、石の橋、石畳などなども、意志が強い、意志が堅いという事に通じていたという事になります。

 


今月の行事

 2月12日(金)13:00~ 

題目講

 

2月14日(日)13:00~ 

涅槃会(お釈迦様が亡くなられた日)

 

 

2月25日(木)14:00~ 

写経会

 

1月の子安鬼子母神堂大祭にて
1月の子安鬼子母神堂大祭にて



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