住職の一言

 

 境内の梅の花が満開を過ぎ今は本堂前の河津サクラが満開と成っています。

 

今年は例年より早く2月初旬より花を付け出しました。

 

本家の河津町では週末の賑やかさが放映されていましたが、慶国寺のサクラは静かに皆様をお待ち申し上げていました。

 

さて、前回のお便りで入院の旨をお知らせしてしまった為、大勢の檀信徒からお見舞いのお言葉を頂き、恐縮に感じています。

 

病後の回復は徐徐ではありますが、順調に進んでいますのでご安心下さい。

 

春のお彼岸は元気な姿で、お経に出られると思いますので、行かれた際は宜しくお願い申し上げます。

 

春本番まであと少しです。

 

境内のしだれ桜も今年はお彼岸に咲くと良いのですが、これだけはお天気次第ということに成るでしょう。


不可能を可能にするヒント

私たちは大勢でいる時はその場の大多数の判断に従う傾向があるようです。

 

特に日本人は『いいえ』という事が苦手なのでこの傾向がさらに大きいのです。

 

大多数の人とはいえ、その最小人数は何人でしょうか?

 

一体何人いれば一個人を従わせる大勢の一員をつくれるのでしょうか?

 

これを検証するためにある実験が行われました。

 

多くの人が行き交うスクランブル交差点の真ん中で仕掛け人が目の前のビルを指差します。

 

一人では誰も気に留めません。

 

素通りです。

 

2人ではどうでしょうか?

 

これも同じ結果です。

 

しかし3人で指を差した場合に変化があらわれました。

 

なんだなんだ?

 

と通りがかりの人は指を差している方向を見はじめました。

 

それにつられてさらに周りの通行人が目の前のビルを見るのです。

 

3人集まれば集団心理が働き変化を起こせるという実験結果が出たということになりますね。

 

一人一人の心理が集まるというものは、いかに集団に流されやすいことでしょうか。

 

私たちは『正しい考えや行動であっても、たった一人では何も変えることができない』と思いがちです。

 

しかし実験の教訓をプラスに考えれば、信念を持って少しずつ賛同者の輪を広げることにより、いずれは大きな輪にすることが出来るという捉え方もできます。

 

ここが不可能に見えることでも可能に出来る為のヒントという事になります。


今月の聖語

日蓮宗 ポータルサイト 「今月の聖語」より
日蓮宗 ポータルサイト 「今月の聖語」より

=「妙」の一字=

「妙」の一字は、全ての人間に美しさや優しさを観ていくことを意味しています。「開」とは、これを開花させることです。

 

よって「開」は、すでに「妙」があることを暗示しています。

 

そこで日蓮聖人は「妙」を「開」と表現され、「蘇生」の意味があると示されました。

 

東日本大震災から5年です。私たちは、この辛く悲しい体験から多くを学びました。復興はまだまだですが、合掌して「蘇生」を祈り、笑顔という「妙」なる花を開かせていきましょう。

 

 

 

『法華題目鈔』

このご遺文は、日蓮聖人が房総方面を布教されたおり、清澄寺にて述作されたものです。

四番の問答で形成され、お題目の功徳と利益が詳述されています。

なかでも「妙」の一字から、その意味を掘り下げられ、「妙」による信仰のあり方を繰り返し述べています。

また女性の信仰の姿について多くの紙数を使っていることから、女性に宛てられた著述であると考えられています。

 

 

文永三年(一二六六) 聖寿四十五歳

 

 

 

日蓮宗 ポータルサイト >>>>http://www.nichiren.or.jp


教えて!お上人さん

〜仏事の質問箱〜

Q_お彼岸の意味を教えて下さい。

 

A_彼岸というのは、人間の世界という岸から仏様の世界がある岸を目指して進み、流れの厳しい川を渡る為の実践を行い、向こう岸にたどり着く事を意味します。

 

お釈迦様は、人間の世界は楽しみや喜びがある反面、怒りや悲しみが混在している。

 

つまり迷いが多く苦しい世界だと言いました。逆に仏様の世界というのは、迷いのない世界であり永遠の楽の世界だと言います。

 

お彼岸の一週間は仏様の世界を目指す第一歩として、お墓参りや先祖供養だけではなく、日頃から心して行わなければいけない事を思い返し、自分自身と向き合い、自覚と反省を行う期間だと思って過ごしてみて下さい。

 


お家で旅気分

〜皆さんの旅行体験をお聞かせ下さい〜

群馬県渋川市 伊香保温泉(いかほおんせん)

 

 

 

古くから湯治場として有名な伊香保温泉。

 

写真の石階段は伊香保神社まで続いており伊香保温泉のシンボルとして知られています。

 

石段の左右には飲食店やお土産物屋、饅頭屋に遊戯場など、温泉情緒たっぷりで温泉街の歴史を感じさせる風情が漂っています。

 

400年の間に改修を重ね、2010年に石段を新設し365段となりました。

 

この温泉街が365日賑わうようにと願をかけての事だそうです。

 

石階段を登っていくと小満口(こまぐち)と呼ばれる窓を見かけます。

 

ここを覗くと湯元から流れる源泉を分岐させ、温泉が勢い良く流れている様子が伺えます。

 

また石段を登って疲れた方には嬉しい設備もあります。

 

所々に足湯がありその疲れを癒してくれるのです。

 

昔石段に使われていた石を敷石に使った『石段の湯』もあり、普通の足湯では満足できない方にはおすすめです。

 

石階段には詩人の与謝野晶子氏の詩が刻まれていたり、十二支の印が入っている場所があります。

 

そして今でこそ日本の温泉場にはどこにでも売っている、つやつやした茶色の温泉饅頭。

 

実は伊香保温泉が発祥地なのです。

 

お散歩がてらのんびりと過ごすには、体にも心にもとてもオススメの温泉街です。

 


今月のまいう〜♪

〜美味しさは、明日への活力!!〜

レストラン マツオ/イタリアン

 

 

市川駅北口の京葉銀行脇の路地を入った所にレストランマツオはあります。

 

このお店はお経周りの際にお檀家さんから「市川に美味しいイタリアンがあるから是非行ってみて下さい。

 

そして花鳥風月だよりに書いて下さい!」といった経緯で知りました。

 

さて、今回はコースを頼みました。

 

その中の一品に魚介のパスタがあったのですが、全く海の幸の姿が見えないのです。

 

ですが、しっかりとシーフードの旨みが口の中に広がっているのです。

 

店員さんにこのパスタの説明を再度聞くと、細かく刻んであるとの事でした。

 

なんとも驚きのパスタでした。とても美味しくいただきました。

 

店内は天井が高く明るいので清潔感があります。

 

女性の支持を得られそうなお店ですね。

 

まずは足を運んでみて下さい。

 

きっとこの雰囲気の良さが分かる事と思います。

 

 

レストラン マツオ/イタリアン

住所 千葉県市川市八幡2-12-8

電話 047-334-3741

営業時間 16:00~24:00 (L.O23:30)

定休日 不定休

 

総武線 本八幡駅 北口より 徒歩3分

 

 

 

 


霊柩車を見た時に親指を隠す理由

1995年に仙台市のある大学において簡単なアンケート調査が実施されました。

 

アンケート内容はこんな感じです。

 

『あなたは霊柩車を見た時に親指を隠すおまじないを知っていますか?』

 

男女合わせて230名のうち、『知っている』と答えた学生は185名いました。

 

また今でも親指を隠していると答えた学生は60名もいたそうです。

 

なぜ親指を隠すのかその理由について最も多かった答えは『親が早死にするから』と96名の学生が答えました。

 

また『親の死に目に会えない』と答えた方も多くいたそうです。

 

霊柩車が普及したのは大正時代の前半期以降です。

 

『霊柩車を見たら』といった表現はこの時代より前は無かったという事になりますよね。

 

言うまでもありませんが、霊柩車は遺体をおさめた棺を運ぶ自動車です。

 

なので、『霊柩車を見たら』という言い方は、言葉を変えれば『葬儀を見たら』と同じですよね。

 

大正時以前に書かれたある書物には『葬式に遭はば親指隠せ。親が死す』とあったそうです。

 

この事からもわかるように親指を隠すしぐさは、霊柩車の登場以前からあり、このおまじないが広く伝えられていたのです。

 

さて、親指を隠す理由について『親が早死にするから』と親指と親を掛け合わせ、親を思う子の気持ちだと言われていますが、実際はそうではないのです。

 

昔は目に見えない邪悪なモノは親指から侵入し災いをもたらすと信じられていました。

 

葬儀とはつまり、人の死が対象ですよね。

 

日本の観念として死は不浄のモノであり得体の知れない邪悪な存在として認識されていました。

 

親指を隠すのは、自らの身体に死霊やケガレの影響が及ぶのを断つためだったようです。

 

また、疫病をよけるには両手の親指を握りかくすとよいという伝承もあるようです。


今月の行事

3月12日(土)13:00~ 

題目講

 

3月17日(木)~23日(水) 

春季彼岸

 

3月20日(日)13:00~ 

春季彼岸法要

法要終了後 平成27年度 護持会総会

 

3月25日(金)14:00~ 

写経会

1月の子安鬼子母神堂大祭にて
1月の子安鬼子母神堂大祭にて


花鳥風月だより PDF閲覧版

平成28年3月 第24号 計4ページ

>>>>詳細はここから


花鳥風月だより ダウンロード版

ダウンロード
平成28年3月 第24号.pdf
Adobe Acrobat ドキュメント 1.3 MB

最新号をいち早くお知らせ。

最新号のご案内をLINEまたはメールでお知らせしております。

詳しくはここから

>>>>【最新号のご案内】



皆様からのご意見、ご感想をお待ちしております!

メモ: * は入力必須項目です