住職の一言

 夕暮れに成ると蝉時雨が虫の音に変わってきました。

 

台風の余波で今年のお施餓鬼は豪雨に会い、恒例の盆踊りは中止と成ってしまいました。

 

楽しみにされていた方も大勢いたことでしょう。来年までのお楽しみとして下さい。

 

盆踊りの準備、片付け等を今はお寺が中心と成って行っています。

 

しかし、総代さん役員さんの高齢化、寺族の減少も進み、大変なときを向かえているのが現状です。

 

来年のお施餓鬼は日曜日と言うこともあり、なんとか出来そうですが、それ以降はどうするか悩むところです。

 

お手伝い出来る方が何人かいると、良い方向に進むと思いますので、今から心に留めておいて下されば幸いです。

 

今月はお彼岸。夏の疲れを癒しながらご先祖様のご供養をお願いします。


『たなごころ』に現れる日本人の心

『たなごころ』という日本語があります。

 

辞書には『手のひら』という意味で掲載されています。

 

実はこの『たなごころ』は我々日本人の心の内にしっかりと根付いている美しき日本の言葉なのです。

 

さて、『たなごころ』の意味である『手のひら』を漢字にすれば『掌』です。

 

『たなごころ』と『掌』が同じ意味であるならば、『たなごころ』とかなで書く方が優しい感じがしますよね。

 

それもそのはず。元々この言葉は『手の心』が変化したものだからです。

 

手の中心や手の大事なところといった意が込められているのでしょう。

 

味わい深い、優しい響きの言葉ですよね。

 

『手のひら』や『掌』と書いてあるよりも『たなごころ』と書かれているからこそ、優しい気持ちが伝わってくるものです。心が通っている雰囲気がありますよね。

 

現代ではあまり使わなくなったとは言え、今日に生き残った古語の通例として、多くは慣用句の中に生きています。

 

例えば、『たなごころを返す』とは、『手のひらを返す』と同様の意味で使われることもあります。

 

事態を一変させること、または『裏切る』といった意味です。

 

そんな『たなごころ』ですが、右手の『たなごころ』と左手の『たなごころ』を合わせると、そう『合掌』ですね。

 

私たち日本人はお寺に行けば必ず『合掌』をします。

 

つまり、自分が持ち合わせている『たなごころ』を合わせる習慣があります。

 

誰に教わったわけでもなく、自然とその心が現れる日本人。

 

なんとも素敵な言葉だと思う日本語でした。

 


今月の聖語

日蓮宗 ポータルサイト 「今月の聖語」より
日蓮宗 ポータルサイト 「今月の聖語」より

=実乗と和平と合掌=

 信仰とは、悟りへの乗物とも言えます。より確実な乗物として、日蓮聖人は「実乗の一善」と表現されました。そして、そこに「帰せよ」とは、そこを揺るがぬ定点とし、それを知恵として世の中を見つめ、世界全体の苦しみが除かれる祈りを捧げ、救いたいと誓願することです。

 

 どんなに小さくても、この誓願を持ったとき、人は幸せを感じます。この幸せが世界中に広まれば、真実の和平が必ず訪れます。それは、あなた1人の合掌から始まるのです。

 

 

『立正安国論』

 この書は、日蓮聖人が鎌倉幕府に奏進したものですが、正しくを立て、国を安んずる祈りの書でもあります。

 「正」とは、一に止まると書きます。この書では、一善に帰することを意味しています。

 「国」とは、国家だけではなく、人が人として生きている場所であり、自然や文化芸術などを含んでいます。

 聖人は、予想される苦難を恐れることなく、この書を奏進され、「安国」を祈られたのです。

 

文応元年(1260) 聖寿39歳

日蓮宗 ポータルサイト >>>>http://www.nichiren.or.jp


教えて!お上人さん

〜仏事の質問箱〜

Q『ぼたもち』と『おはぎ』の名前の由来を教えて下さい。

A『ぼたもち』と『おはぎ』はどちらもお彼岸に食べるものです。

 

この呼び名の由来は季節に咲く『牡丹(ぼたん)』と『萩(はぎ)』の花の形に由来しています。

 

この事から、春は『牡丹餅(ぼたんもち)』、秋は『お萩(おはぎ)』と呼ばれるようになりました。

 

どちらも名前は違いますが実際の所、同じ小豆(あずき)を使った食べ物です。

 

なぜ小豆を使うのかというと、古来より小豆の赤色は邪気(じゃき)を払うとされました。

 

また農家の方々が節目のお祭りの時に五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願った事にも由来します。

 

収穫を祝って神さまに捧げるものが仏教行事と結びついたのです。

 

そしていつしか、お彼岸に食べるお餅を、春には“ぼたもち”、秋には“おはぎ”というようになったのです。


お家で旅気分

〜皆さんの旅行体験をお聞かせ下さい〜

石川県羽咋市千里浜町 千里浜なぎさドライブウェイ

千里浜なぎさドライブウェイは日本で唯一、一般の自動車やバスでも海岸線の砂浜の波打ち際を走ることができる道路です。

 

このような道路は世界的にも珍しく、アメリカのデイトナビーチ、ニュージーランドのワイタレレビーチを含めて3ヶ所だけと言われています。

 

車好きにはたまらない場所ですよね。

 

走行できる距離も長く、石川県の羽咋郡宝達志水町今浜~羽咋市千里浜町まで続き、長さは約8kmにも及びます。

 

自動車だけではなく、自転車やロードバイクの走行も可能なので、知る人ぞ知る観光地となっています。

 

一般の自動車や大型車が走行できる理由は砂の粒に秘密があります。

 

この海岸の砂粒が特別きめ細かく締まっているからなのです。

 

そしてその砂に海水が染み込み舗装道路のように固くなるので、普通の砂浜のように沈まなくなります。

 

しかし、路肩に相当する道路の端部などは砂が締まっておりません。

 

もしここを走るのであれば、できるだけ車のわだちに沿って走るのが安全です。

 

悪天候でない限りは24時間開放しています。

 

澄み渡った晴天の日に一度は走ってみたい道路ですよね。


今月のまいう〜♪

〜美味しさは、明日への活力!!〜

日南市じとっこ組合 松戸店

初めてこのお店に来たと言うと、必ず店員さんに勧められるメニューがあります。

 

ここの自慢の鳥料理である『じとっこ炭火焼』と『むねみたたき《にんにく醤油》』がセットになった『まずこれセット』です。

 

これを注文すれば間違いありません。一押しだけあって、地頭鶏の旨味を最も味わえるメニューです。

 

レア焼きで出される炭火焼はプリッとしながらもジワッという何とも言えない食感がたまらなく美味しいのです。ボリュームもたっぷりで満足感も間違いなし。

 

日南市じとっこ組合で提供している地鶏は『みやざきじとっこ』と言います。

 

宮崎県にある自社の養鶏場から直送で取り寄せているので、松戸近隣でもこの地鶏を味わえるのはここだけだそうです。

 

他にも特製のタルタルソースがたっぷりかかっている『チキン南蛮』やフレッシュな『馬刺し』はとくにオススメです。

 

 

日南市じとっこ組合 松戸店

住所 千葉県松戸市本町21-1 第2中島ビル2F

電話 047-364-0838

営業時間 17:00~24:00(L.O.23:30)

定休日 無休

JR常磐線松戸駅 西口 徒歩3分


キレイな花を咲かせるのは自分次第

自然の中にはいろいろな花が存在します。

 

しかし最初はみな蕾(つぼみ)から始まります。

 

蕾はいつか花を開きます。

 

どんな花になるだろう?丸か細長か?白か赤か?一重かそれとも二重か?そもそもいつ咲くのだろう?本当に綺麗に咲くのだろうか?明日か明後日か?

 

いやもっと先だろうか、、、

 

色々な期待を抱く蕾は未来への希望を象徴するかのようです。

 

そしてまた花の蕾や美しく開いた花の数々を想像するのは人の成長を想像する事と同じだと言えます。

 

日蓮聖人は『治部房御返事』というお手紙にこう書き記しています。

 

『仏には春の花、秋の紅葉、夏の清水、冬の雪をまいらせて候、人々は皆仏に成らせ給う』

 

つまり、こういう事です。

 

『春の花や秋の紅葉、夏の清水や冬の雪といった物は特に貴重ではありません。しかし気持ちを込めてそれらを仏様に供養したのなら、あなたのその功徳によってみな仏様となる事でしょう。』

 

という事です。

 

私たちの周辺には四季それぞれに美しい花が咲いています。

 

しかし毎日の生活に追われてしまい自然が語りかける無言の恵みを忘れがちです。

 

本来、人は自然と向き合った時に自分という存在をしみじみと凝視する事が出来ると言われています。

 

例えその自然が輪の花であっても、自然の中に存在する自分や、自然の恵みの中で生きている自分を自覚する事ができます。

 

冒頭でも言いましたが、花や蕾は人の成長と同じです。

 

品種がわかっている種を植えてもその花が無事に開花するとは限りません。

 

色々な要因によって左右します。

 

今月はお彼岸という期間があります。

 

この期間に今一度自分の存在を振り返ってみて下さい。

 

これから先、自分自身がどのような花を咲かせるのか?

 

今はまだ咲いていない蕾はどのようにしたら綺麗に咲く事ができるのか?

 

改めて考えてみると、今まで気がつかなかった部分が見えてくるものです。

 

きっと本来のお彼岸の過ごし方にぴったりな時間が訪れることでしょう。

 

さて、あなたはこれからどんな花を咲かせますか?


今月の行事

9月12日(月)13:00~ 

題目講

 

9月19~25日(月~日)

お彼岸 各お家へお経に参ります。

 

 

9月30日(金)14:00~ 

写経会

施餓鬼会 諷誦文の説明にて
施餓鬼会 諷誦文の説明にて


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平成28年9月 第30号 計4ページ

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